ミニ書斎のスペースレイアウトは「E型」か「F型」にしよう!【図で解説】

ミニ書斎の間取り・レイアウト
  • リビングや寝室に書斎コーナーを作っても、ついついテレビやベッドの誘惑に負けてしまう・・・。
  • 書斎専用の部屋を用意するスペースの余裕はないし・・・。
  • 狭くても快適で集中できるミニ書斎が作れるレイアウトのコツを教えて!

書斎は作業に集中できるよう、できるだけ隔離されたスペースに作るのが鉄則です。

しかし、ワンルームや1LDKといった間取りに住んでいる場合、どうしても書斎と他の生活スペースが同じ部屋になってしまうのは避けられませんよね。

仕事や勉強をしなければいけないのに、他の誘惑が強すぎてついデスクへの足が遠のく・・・。

作業していても視界に他のものが入ってしまうといまいち集中できない・・・。

そんなふうな悩みをお持ちの方のために、今回は書斎レイアウトの基礎を解説していきます。

結論から先に言ってしまうと、ミニ書斎(書斎コーナー)を作るときは、「E型」「F型」にするのがベスト。次項から詳しく説明していきますね。

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ミニ書斎のスペースレイアウトは「E型」か「F型」にしよう!

まずは前提条件として、

書斎スペースは出入口側にレイアウトする。

これを必ず守るようにしましょう。

こうすることで、部屋に入ったときにテレビやソファ、ベッドといった誘惑アイテムに視線が向いてしまうことが避けられます。

書斎は出入口側

このルールを基本としつつ、「E型」「F型」の特徴を解説していきます。

E型の書斎スペースレイアウト

E型の書斎スペースレイアウト

E型のレイアウトは、

  • 書斎スペース
  • その他のスペース
  • 間仕切り

この3つを同じ壁側で並行になるよう並べたレイアウトです。

書斎スペースとその他のスペースを間仕切り(パーテーション)ではっきり区切ることで、それぞれのスペースから向こう側が見えない状態になるため、作業中は気が散らず、同じ部屋に家族がいても気を使わない(気にならない)などのメリットがあります。

出入口側からは書斎スペースしか目に入りにくいので、そのままスムーズに作業に入れるのもポイントですね。

F型の書斎スペースレイアウト

F型の書斎スペースレイアウト

こちらはE型と似ていますが、書斎スペースが逆側の壁にレイアウトされているのがポイントです。

必ず書斎スペースを通る動線になるため、より意識がデスクに向きやすくなるメリットがあります。

間仕切り(パーテーション)は書斎側ではなくその他のスペース側に配置することで、出入り口からの目隠し効果もあります。

E型よりもそれぞれのスペースが視界に入りやすくなるため、同居家族のいないワンルームの一人暮らしなどに最適なプランと言えますね。

ミニ書斎のレイアウトアイデア4選【図例】

2つのレイアウトの違いがよくわからないので、もっと具体的な例が知りたい!

そんな方のために、ミニ書斎の定番である、

  • リビング書斎
  • 寝室書斎

それぞれのパターンでレイアウト実例を紹介していきます。

※レイアウト図は、MUJIインテリアシミュレーターで作成しました。

リビングに書斎コーナーを作る場合(E型)

リビングに書斎コーナーを作る場合(E型)

縦長のリビングダイニングにミニ書斎コーナーを作るケースだと、上記のようにダイニングスペースを書斎にするレイアウトがもっとも自然です。

ダイニングテーブルをそのままデスク代わりにすると心理的にも切り替えが難しいので、できれば専用のデスクを用意するのがおすすめですね。

リビングに書斎コーナーを作る場合(F型)

リビングに書斎コーナーを作る場合(F型)

リビングとダイニングの間にパーテーションを置くスペースがない場合は、上記のように変速的なF型レイアウトがいいかと。

リビングボードの一部を書斎側に向けて、本棚代わりに使うのがコツです。

寝室に書斎コーナーを作る場合(E型)

寝室に書斎コーナーを作る場合(E型)

夫婦やカップルで寝室を共用している場合は、このレイアウトがおすすめ。

早朝や深夜に作業する人は、間仕切りにカーテンなどを加えて、デスクの音や光を遮る工夫をしましょう。

寝室に書斎コーナーを作る場合(F型)

寝室に書斎コーナーを作る場合(F型)

一人暮らしの場合は、こういった配置がおすすめ。

押入れやクローゼットを書斎代わりに使う場合にも使えます。

【半畳・1畳でもOK】「個室型デスク」が超便利。

間仕切り(パーテーション)を置くスペースの余裕がない・・・。

そんな人や、これからデスクを購入しようと考えている方は、『個室型デスク』がおすすめです。

「持ち運べる書斎」とも言える個室型デスクは、

  • デスク
  • 間仕切り
  • 収納

これらがコンパクトにひとつにまとまっているため、リビングでも寝室でも置くだけでその場にミニ書斎が誕生してしまう、というわけです。

中でもおすすめなのが、完全個室タイプの『COZY ROOM』。秘密基地のようなワクワク感が味わえますよ。

半個室型でもいいので、もう少しコンパクトなものが欲しい!

そういった方には『KOMORU』もおすすめ。この2つのどちらかを選んでおけば間違いナシですね。

まとめ

今回は、狭い家でも快適で使いやすいミニ書斎を作るためのレイアウトテクニックについて解説しました。

家具レイアウトひとつ変えるだけで、生活スタイルやスペースの使い勝手はガラリと変化します。気分転換も兼ねて、ぜひ模様替えにチャレンジしてみてくださいね。