- 寝室に仕事や勉強、趣味用の書斎スペースを作りたい。
- 他の人のおしゃれな「書斎兼寝室」の実例をたくさん見て空間作りの参考にしたい。
- ミニ書斎作りのコツやおすすめのアイテムがあれば教えて!
「書斎専用の部屋」が用意できない家は、寝室に書斎コーナー(ミニ書斎)を作るのがおすすめです。
というわけで、今回は寝室にミニ書斎コーナーを作る方法について解説します。
この記事を読めば、家族やパートナーの邪魔にならないスマートな「書斎兼寝室」が作れるはず。ぜひ最後までご覧ください。
おしゃれな書斎兼寝室のインテリア実例集5選
まずは、実際に書斎兼寝室を作った実例を元に、成功のポイントを解説していきましょう。
ベッドスペースとデスクスペースの間に間仕切りを設けた例
窓際に小さな書斎コーナーを作り、間仕切り(パーテーション)を設けた例。
こちらは完全に部屋として区切ることもできるようですが、そうしなくてもスペース間に仕切りがあるだけで、心理的な切り替えがしやすくなります。
パーテーションとカーテンで区切った例
こちらは逆に窓際をベッドスペースにした例。
カーテンを厚手のものにすると、目隠しや防音効果を出すことも可能ですね。
ブラインドで区切った例
黒のブラインドを掛けることで大人っぽい落ち着いた空間になっている好例。
天井が空いているので防音効果は軽減してしまいますが、部屋を狭く感じにくいメリットもあります。
ロフトで上下に区切った例
天井が高い部屋なら上をベッドスペース、下を書斎スペースを分けることで狭い部屋でも上手にゾーニングができます。
逆にロフトのほうを書斎にして隠れ家気分を楽しむというのも面白そうです。
半個室型デスクを使った例
間仕切りとデスクがセットになった便利な家具を使えば、置くだけでどこでもミニ書斎に変身します。
いろいろとレイアウトを変えてみて、しっくりくる位置を模索するといいかもしれませんね。
寝室に書斎コーナー(ミニ書斎)を作る3つのポイント
書斎兼寝室の成功例をひととおり見たところで、お次は具体的な書斎作りのコツについて解説します。
寝室に書斎コーナーを作る際に注目すべきポイントは、
- レイアウト
- 広さ
- 間仕切り
この3つ。それぞれ詳しく説明していきます。
レイアウト
まずは、ベッドスペースと書斎スペースをどのようにレイアウトするかを考えるところからはじめましょう。
押さえておくべきポイントは次の2つ。
- 窓や出入り口との位置関係
- デスクやベッドの向き
おすすめは窓側にベッドスペースを作り、デスク側からベッドが見えにくいようにするレイアウトです。
こうすることで、寝室に入ったときや作業中はベッドに誘惑されにくくなりますし、朝は太陽光で目覚めることができます。
広さ
お次は、寝室の中でベッドスペースと書斎スペースにどのくらいの広さを確保するかを考えましょう。
広さを決めるポイントは以下の3つ。
- ベッドやデスクのサイズ
- それぞれの動線
- 間仕切りのための余白
これらを総合的に見つつ、最適なバランスを検討してみましょう。
間仕切り
これが最も重要。ベッドスペースとデスクスペースの間には、必ず間仕切りを設けましょう。
そうしないと気持ちの切り替えがうまくできませんし、作業中も視界にベッドがあると集中しづらいですからね。
リフォームなどで物理的な壁を施工する以外で間仕切りを作る方法としては、以下の3つがあります。
- パーテーションを置く
- カーテンやブラインドを掛ける
- 収納(本棚)を間仕切りにする
両側が開いているタイプの収納を置けば、デスク側ベッド側の両方で使えるので、スペースに余裕がある方には特におすすめですよ。
おすすめの書斎兼寝室アイテム5選
上記のポイントを守るには、どういった家具を使えばいいの?
そんな方のために、おすすめの書斎アイテムをピックアップしてみました。
RIPIA デスク+シェルフ HI セット
大容量の収納が付いたコンパクトなデスク。
木の落ち着いた風合いが大人の寝室空間にぴったりマッチします。
ISSEIKI N-SAKI DESK DRESSER 110
正面に鏡が付いており、ドレッサーとしても使えるデスク。
使用時間を分けてパートナーと共同で使うのに良さそうですね。
突っ張りパーテーション
天井つっぱり型のパーテーション。
置き型と比べてグラついたり倒れたりしにくいので安全です。
margherita 壁一面本棚
有名人も数多く利用しているシンプルな組み立て式シェルフ。
裏板がないのでパーテーション代わりに設置して両側から使用できます。
OLD BOOKSHELF壁紙
壁一面の本棚がプリントされたリアルな壁紙。
パーテーションで区切るだけでなく、こうやって壁にも変化をつけたほうがより明確にゾーニングできますよ。
早朝・深夜に寝室書斎を活用するコツ
寝室に書斎を作る場合、利用時間はなるべく就寝時間とかぶらないようにするのが基本ルールです。
しかし、中には「朝早起きしたり、夜更かしして作業したい!」という人もいるはず。
そこで、早朝・深夜に書斎兼寝室を利用する際の注意点についてまとめてみました。
押さえておくべきは、以下の3点。
- 音
- 光
- 視線
それぞれ簡単に解説していきます。
なるべく音を出さない
寝ているパートナーを起こさないよう、極力音を出さないように作業しましょう。
特に、タイピング音は静かな空間では意外と大きく響くので、静音機能のあるキーボードを使うか、いっそのことその時間は手書き作業や読書だけに集中してしまうのもいいかも。
ほかにも、BGMがないと作業できないという人は音漏れの少ないヘッドホンを使うなど、しっかり配慮しましょうね。
指向性の高い照明を使う
部屋全体の照明を使うわけにはいきませんが、書き物や資料の確認などにはどうしても明かりが必要です。
照明選びの際にはなるべく決まった場所だけを照らす指向性の高いデスクライトを選ぶか、パーテーションなどで光が拡散しないように工夫しましょう。
デスクが視界に入らないようにする
ベッドから作業している様子が見えると、どうしてもどちらも気になってしまいます。
ベッドスペースとデスクの間には必ず間仕切りを設けるようにして、距離もなるべく離すように心がけましょう。
個室型デスクや防音室もおすすめ!
大きな間仕切りを別に置くスペースの余裕がない寝室は、デスクの代わりに個室型デスクを使うのがおすすめです。
たとえば『コージールーム』なら、デスク・本棚・照明がセットになっているので、椅子を用意するだけであっという間にミニ書斎が完成します。
より防音性を重視したい方は、『おてがるーむ』もおすすめですよ。
まとめ
今回は、寝室にミニ書斎コーナーを作る方法を紹介しました。
寝室は意外と無駄にしているスペースが多い部屋なので、レイアウトなどをうまく工夫して快適な書斎を作ってみてくださいね。