- リビングの空いているスペースに書斎コーナーを作りたい。
- おしゃれなリビング書斎の実例をたくさん見て参考にしたい。
- 具体的なリビング書斎の作り方や、家族の邪魔にならずに作業するコツがあれば教えて!
書斎が欲しいけれど、専用の部屋を用意する余裕なんてないし・・・。
そんな方はリビングや寝室の一角に「ミニ書斎コーナー」を作りましょう。
特に、深夜や早朝など家族が寝静まっている時間帯に集中して作業したいという方は、誰にも邪魔されない(邪魔しない)リビング書斎がおすすめです。
というわけで今回は、リビングにミニ書斎を作る方法を解説します。
この記事を読めば、あなたもきっと小さくても快適な書斎を手に入れられるはず。ぜひ最後までご覧ください。
リビング書斎のインテリア実例集5選
まずは、実際にリビングに書斎コーナーを作った事例を参考に、作り方のポイントを解説していきます。
間仕切り壁で明確に書斎とリビングスペースを分けた例
できるなら基本がこの形がベストかと。
部屋として独立させなくても、これだけしっかりとパーテションで仕切られていれば気持ち的にも切り替えやすそうですね。
奥まった位置に隠れ家風の書斎コーナーをレイアウトした例
狭い空間が、逆に作業に集中しやすい環境になっている好例。
あまり広くないリビングでも、少し工夫すればこのくらいの小さなデッドスペースは見つかる(作り出せる)はずですよ。
窓際に書斎代わりに使えるカウンターを設置した例
ダイニングテーブル裏の窓際にカウンターデスクを設けています(丈夫には収納棚も)。
リビングダイニングの場合、ダイニング側に書斎コーナーを寄せるとテレビやソファの誘惑から距離を置けますね。
リビング収納の一部を書斎デスクにした例
チェストの高さを形をうまく活かして、一角にデスク&引き出しを設けたのがこちら
収納まわりは生活動線から少し外れているので、集中しやすい空間が作れますね。
階段下のスペースをミニ書斎コーナーにした例
こちらも定番。階段下をデスクスペースにしています。
リビングダイニングが吹き抜けになっているお家はこういったデッドスペースがあることが多いので、有効活用したいですね。
リビングの一角に書斎コーナーを作るコツ
どれもなかなか良さそうな書斎だけど、実際に自分の家でリビング書斎を作る場合は、どこに気をつけたらいいの?
そういった方のために、お次は具体的なリビング書斎作りのポイントについて解説していきます。
方法は大きく分けて、以下の2通り。
- デッドスペースを探して間仕切りを作る
- ダイニング側にカウンターデスクを設置する
それぞれ詳しく解説していきます。
デッドスペースを探して間仕切り壁を作る
綺麗な真四角のリビング、というのは意外に少ないもの。
普段の生活動線などを考えてみると、同じリビングの中でもあまり有効活用できていない一角がきっとあるはずです。
そこを間仕切り壁で分け、デスクを置けば、あっという間にミニ書斎の完成です。
間仕切りは本格的な壁を施工しなくても、パーテーションや大きな収納やカーテン・ブラインドなどでも代用できますよ。
ダイニング側にカウンターデスクを設置する
どう工夫しても間仕切りが設置できる余裕なんてない、という場合は、なるべくソファやテレビなどのリビングスペースから離れた場所を書斎コーナーにしましょう。
ダイニングテーブルをデスク代わりにするよりも、小さくてもいいので専用のデスクを用意したほうが、気持ちが切り替えやすいですね。
デスクは壁や窓に向けるようにレイアウトして、なるべく作業中の視界にものが入り込まないようにするのがポイントです。
おすすめのリビング書斎アイテム
リビング書斎の作り方はなんとなくわかったけど、どんな家具(デスク・椅子など)を置いたらいいの?
そんな方のために、僕がおすすめするリビング書斎向きのアイテムをいくつかピックアップしてみました。
Rail Desk
壁に直接取り付けるタイプのシンプルなデスク。
壁掛けデスクは脚がないのでリビングにもさりげなく設置できますね。
tatiisu Counter Desk
ラバーウッドとスチールのバランスが絶妙なスタンディングデスク。
奥行きがコンパクトなので場所を取りにくいのもポイントです。
360° チェア
リビングにあまり物々しいオフィスチェアを置いてしまうと目立って邪魔になりますよね。
こちらのチェアならモダンで可愛らしい見た目に加え、背もたれ・ガス圧昇降・キャスター付きと機能性もばっちりです。
Gravêne 5.5 Wooden Legs Chair
イームズっぽいモダンなデザインですが、木製の脚とグラデーションカラーのシェルが一味違う個性を出しています。
木製チェアはダイニングチェアとの相性が良いので兼用にもできますよ。
ルミナス ノワール 天井突っ張りテンションラック
ちょっとしたパーテーション代わりにもなる突っ張り式の収納ラック。
壁側に設置すればすき間収納としても使えるので、意外と汎用性が高そうですね。
家族団欒の邪魔をしないために気をつけるべきポイント
リビング書斎というと、どうしても家族に気を使わせてしまったり、逆に生活音や話し声が気になって作業に集中できない・・・なんてことが起こりがちですよね。
そういったデメリットを避けるために押さえておくべきポイントは以下の3つ。
- 生活動線から外れた位置にレイアウトする
- 防音・遮音を徹底する
- それぞれの視線を交差させない
一つひとつ簡単に解説していきます。
生活動線から外れた位置にレイアウトする
家族が頻繁に行き来する場所の近くに書斎コーナーを作ってしまうと、どれだけリビングスペースから距離を離してもあまり効果がありません。
どんなに狭いリビングでも必ず小さなデッドスペースは存在するので、そういった位置をミニ書斎にしましょう。
防音・遮音を徹底する
作業中は家族に声を潜めてもらう・・・なんてのは、あまりよくありませんよね。
防音効果の高い間仕切りを置いたり、ノイズキャンセリング機能の付いたヘッドホン・イヤホンを使用するなどして、なるべく家族が気を使わなくてもいい環境を構築しましょう。
それぞれの視線を交差させない
リビングスペースと書斎コーナーからお互いが視界に入りにくいようにすると、それぞれが思い思いの時間を過ごしやすくなります。
間取り(レイアウト)を工夫するのはもちろんのこと、パーテーションなども効果的に用いましょう。
個室型デスクもおすすめ!
いろいろと考えるのが面倒な方は、個室型デスクがおすすめです。
「小さな個室」とも言えるこのアイテムなら、間取り・レイアウトをあまり気にすることなく、どこに置いても快適なミニ書斎が作り出せます。
特におすすめなのが、デスク・収納・間仕切りがセットになった『コージールーム』ですね。
リビングにこんな秘密基地が置いてあると、お子さんたちも羨ましくなってしまうかも・・・?
まとめ
今回は、リビングにミニ書斎コーナーを作るコツについて解説しました。
リビングダイニングの広さをうまく活用できていない方は、ぜひその一角に書斎を作って、自身の成長につなげていってくださいね。