- 家に自分専用の書斎スペースが欲しい!
- スペースに余裕がないので、どうやったら狭くても快適な書斎が作れるかわからない・・・。
- 他の人の間取りをたくさん見て、ミニ書斎作りの参考にしたい!
自宅に「自分だけの空間」を持ち「自分一人の時間」を確保することは、生活にメリハリを作り、心の平穏や成長へとつながります。
とはいっても、「そんなスペースを作る余裕もないし・・・」と書斎をあきらめてしまっている人も多いのでは?
あきらめるのは、まだ早いです。
書斎に広さは必要ありません。どんなに狭い家でも、間取りを工夫すれば快適な書斎スペースを作ることができます。
そこで今回は、自宅にミニ書斎を作るための間取りのコツについてまとめてみました。
具体的な実例写真を見ながら、書斎を作るための場所選びや失敗しないために押さえておくべきポイントを解説していきます。
この記事を読めば、きっとあなたも「夢の書斎」がモテるようになるはず。ぜひ最後までご覧ください。
おしゃれなミニ書斎の間取り実例7選
まずは書斎がある家の実例写真を見ながら、どういった間取りでどんな工夫をしているのかチェックしてみましょう。
まずは定番!書斎兼寝室の例
ベッドスペースとデスクスペースを間仕切りで区切った例。
この写真の寝室はずいぶんとスペースに余裕がありますが、コンパクトな寝室でも衝立やカーテンなどでなるべく分けたほうがいいですね。
リビングの一角にミニ書斎コーナーを作った例
収納などのレイアウトを工夫して、小さな書斎デスクを設けた例。
家族の生活動線とは少し外れた位置にレイアウトするのがコツですね。
キッチンの隅にミニ書斎を作った例
キッチンをアイランド型にすることで、広くなった壁面を活かして書斎を作った例。
夫婦それぞれが自分のプライベートスペースを持っている・・・理想の形ですよね。
マンションの和室をミニ書斎にした例
あまり活用できていない和室があるなら、書斎として活用してしまうのが賢いやり方です。
床の間などもうまく改造すれば、デスクや書棚として使えますよ。
押入れやクローゼットをミニ書斎にした例
収納スペースが余っているなら、こちらも意外と書斎に転用可能だったりします。
扉を開けると中には書斎が・・・なんて、夢がありますよね。
階段下にミニ書斎スペースを作った例
デッドスペースというものは、家の中を探すと思ったよりも多く見つかるものです。
そういった場所は生活空間と離れていることが多いので、集中スペースとして最適ですよ。
トイレの中にミニ書斎?!
トイレに本棚やカウンターを作って、書斎っぽく使うなんて方法もあり。
集中&リラックスした時間が過ごせますが、他の家族に迷惑をかけないようくれぐれもご注意を。
【やってはいけない】ミニ書斎の間取り・失敗例
成功例をひと通り見てみましたが、これらを参考に自分で書斎を作ってみると思ったように上手くいかない・・・ということも多いですよね。
その理由は、失敗しやすいポイントを理解していないから。というわけで、お次は逆に書斎作りの失敗例をいくつか挙げてみたいと思います。
ダイニングテーブルとワークデスクを兼ねているけど・・・
リビングやダイニングのテーブルをデスク代わりにして、パソコンなどを持ってきて仕事をしている人も多いかと思いますが、あれって気持ちを切り返るのが難しいんですよね・・・。
小さくてもいいので、なるべく書斎は専用のスペースを用意したほうが、スムーズに仕事モードに入れますよ。
オープンスペースに書斎を作ってしまって・・・
↑の例にも言えることですが、見通しの良い場所にデスクを設置すると、視線があちこちに飛んでしまって作業に集中することができません。
書斎スペースはなるべく他の空間と明確に区切って、視界に邪魔なものが入らないようにしましょう。
家族スペースと書斎が近すぎて・・・
普段家族が過ごしているスペースと書斎スペースが隣接していると、生活音などが気になって仕事が捗りません。家族も気を遣ってしまいますしね。
距離を離す余裕がない場合でもパーテーションなどをうまく工夫して、なるべく防音・遮音できるようにしましょう。
おすすめの書斎スペースを作る場所5選
成功例・失敗例はわかったけれど、実際に自宅に書斎をどうやって作ればいいの?
そんな方のために、書斎を作るのにおすすめな部屋(場所)についてまとめてみました。
寝室
日中や食後などに作業をすることが多い人は、その時間あまり使われていない寝室に書斎コーナーを作るのがおすすめです。
疲れているときに視界にベッドがあると、そちらに誘惑されてしまうので、レイアウトを工夫したり間仕切りを設けるなど工夫しましょう。
リビング
早朝や深夜など、家族が寝静まっているときに作業するほうが捗るという人は、逆にその時間は使われていないリビングに書斎コーナーを作るのがおすすめです。
日中は邪魔にならないように、部屋の隅などのデッドスペースを上手に見つけましょう。
キッチン
書斎=男性のものというイメージを持つ人も多いかもしれませんが、旦那さんだけでなく奥さんやお子さんそれぞれが、自分の過ごしやすい場所にプライベートスペースを持っているのが理想です。
もちろん料理をする男性がキッチンを書斎にするのもアリですよ。
和室
昔は定番だったマンション和室も、最近では作らないケースが増えてきています。
あまり使わないとはいっても、やっぱり和室は心落ち着くもの。じっくり集中して作業する空間としてはぴったりですね。
押入れ・クローゼット
収納スペースに余裕があるなら、無理に空いた部分をモノで埋めようとするのではなく、思い切って書斎に改造しちゃいましょう。
特に押し入れの中段棚は、そのまま机に活用できるので、意外と充実したデスクスペースが作れますよ。
ミニ書斎を作るときに押さえておくべきポイント3つ
最後に、書斎作りで失敗しないために押さえておくべきコツをまとめておきます。
- 書斎専用のスペースを確保する(兼用しない)
- 余計なものが視界に入らないように、レイアウトや仕切りを工夫する
- 生活音が入ってこないように防音・遮音を徹底する
気づいた方もいるかもしれませんが、これらは上で紹介した失敗例を逆にしたものです。
この3つが守れていれば、必ず快適なミニ書斎が作れるはずですよ。
いますぐミニ書斎が欲しいなら、コレがおすすめ!
コツはなんとなくわかったけれど、それでもまだ何から手をつけたらいいかわからない・・・。
そんな方のために、おまけとして上記3つのポイントをまとめて解決してしまう便利アイテムを紹介します。
それは、『個室型デスク』です。
これは部屋の中にもう一つの「個室」を作ってしまうというもの。気が散るものの一切から完全に隔絶された専用スペースで、思うぞんぶん作業に集中することができるというわけです。
数ある個室型デスクの中でも特におすすめなのは、個室型デスク コージールームですね。
コンパクトで部屋のどこにでも置けるだけでなく、中にはデスクや本棚、照明などがはじめから完備されているので、買ったその日から「夢のミニ書斎」が実現します。
受注生産品で1ヶ月ほど納期がかかるようなので、興味がある方は早めにチェックしておくのがオススメですよ。
まとめ
今回は、自宅にミニ書斎を作るための間取りのコツについて解説しました。
どんなに狭い家でも、工夫次第で必ず書斎スペースを作ることができます。より快適で実りある未来のために、諦めずチャレンジしてみてくださいね。